「反」知性主義について考える

  • きれいな、においのしない、役に立ったり、迷惑のかけない知的障碍者ときたないバカに分けるのはやめませんか。
  • 頭のいい人の脳では頭の悪い人のことを想像するのは難しい。したがって、接する経験によってしか埋めることはできないだろう。
  • 頭の悪い人と接する機会を奪っているのは、壁です。壁を作ったのは頭のイイあなたたちの力です。壁は刑務所や精神病院の入院や知的障碍者入所更生施設のような物理的な壁、バカの壁、ホームレス公園の金網やダンボール、高校や大学、養護学級・学校、お金やインターネット、文学や文字、その他、いろんな場所、場面でいろんな形をして現れる。表される。
  • 知能の差はコミュニケーションの場において圧倒的な力関係を作り出すことが多く、固定化することが多い。そして、関係性を続けざるを得ない、逃げられない状態を考えてみよう。
  • 簡単にバカにするのだけど、それはやめておいた方がいい。バカにされるということをされることが少なかったり、されても反論できるあなたにはなかなか共感や理解ができないかもしれないが、そういう事実や事情は知ることができるのではないですか。
  • 差別する奴は差別されても仕方ないが、そいつが、どうして差別をするかも考えられる余裕が持てれば、なおいいと思いませんか。そして、余裕があるのはどっちだろうか。
  • バカに伝えたいことがあったとして、伝えたい人に伝わらないことって、伝えたい人のこと考えてるんだろうか。まぁ、伝わらないんだけど、伝えられないわけではないと思う。