IQ84で年収1000万を稼ぐ方法

1000万って言っても、1000万パワーの1000万である。モンゴルマンとタッグを組んだら2000万パワーズである。
モストデンジャラスなコンピ(レーション)をするにはどうすればいいのだろうかと考えるのだけれども、構成力などないので諦めるしかない。


おれみたいなIQ84では障害者年金はもらえないでしょう、手帳は発行されないでしょう。そんなボーダー(境界例と言う意味ではない)がこの社会を生きていくにはどうしたらいいだろう。サヴァイヴァは生き残る意思のある者だと思っていたんだけど、単に生き残った者だというみもふたもない話。ジーザスなら「ちくしょう」っていうかしら。それとも、「俺の名前だ。地獄に堕ちても忘れるな。」だろうか。


さて、http://mainichi.jp/select/today/news/20100302k0000m040127000c.htmlでは

東京・池袋で臨床心理士らが実施した調査で、路上生活者の34%が知能指数(IQ)70未満だったことが分かった。調査グループによると、70未満は知的機能障害の疑いがあるとされるレベル。

路上生活者への別の調査では、約6割がうつ病など精神疾患を抱えている疑いも判明している。調査グループは「どうしたらいいのか分からないまま路上生活を続けている人が大勢いるはず。障害者福祉の観点からの支援が求められる」と訴えている。

とのこと。毎日jp.なので左寄りなのでしょうか。いや知らんけども。


そのブクマにて
はてなブックマーク > 路上生活者:34%に知的障害の疑い 東京・池袋で調査 - 毎日jp(毎日新聞)

umeten 社会, 日本的なるもの, 経済, 労働問題, 政治, 医療問題, アウトサイダー問題, 格差問題, 差別問題, 社会福祉 >東京・池袋で臨床心理士らが実施した調査で、路上生活者の34%が知能指数(IQ)70未満だったことが分かった/70未満は知的機能障害の疑いがあるとされるレベル  ・・・「日本人」は言いました「殺せ」と 2010/03/02

と、id:umetenさんが書かれていたのだけど、イライラしてもやもやとした気分でいっぱいになったのです。
さて、どうしてそういう気分になったのか。まぁ、妄想によることが9割なんですが。
『「日本人」は言いました「殺せ」と』の意味はなんなんだろうか、と言うのを考えたわけです。一生懸命読んでみたよテクストを。


かっこでくくった「日本人」とは、タグで 日本的なるものアウトサイダー問題 とあるので、基本的に無関心で、無関心と言うよりは積極的無関心で、社会の外に追いやられたものにでさえ冷たい、というか、社会の外に追いやったんだけど……、まぁ、犠牲がないと社会が成り立たないとでも言うかのような日本の社会に棲む人々のことを指すのでしょう。
今回の例なら、本来なら障碍者福祉の網の中で支援されるべき知的障碍者が路上生活を強いられているかもしれない、そして、死んでいっている、いや、殺しているのかもしれません。そして、路上生活者に対して、自己責任とか言う人々こそ日本人、と。
umetenさんは『「日本人」は言いました「殺せ」と』と言いました。さて「日本人」は自己責任教の人や日本的なプラグマティズム(役立たずは市ね、迷惑かけるやつは氏ね)の人で、その人たちが「殺せ」と言った相手は知的障碍者や路上生活者だろう、と思いました。


で、何にもやもやイライラしたのか。
もう一度「日本人」について考えてみると、じゃあ、『「日本人」は言いました「殺せ」と』と言ってるのはumetenさんで、そのumetenさんは「日本人」ではないのか?
もちろん、かっこでくくった「日本人」と言う意味においてです。


言い方だけでここまで判断する俺の想像力は犯罪者レベルのストーカーですが、妄想を続けてみよう。
さて『「日本人」は言いました「殺せ」と』の「殺」す相手の知的障碍者、路上生活者に関してですが、なんだか、イノセントな、きれいな知的障碍者や路上生活者を想定しているような気がするのです。
お話、物語に出てくる彼らは決まってイノセントで真っ白で純潔(純くん、ふ潔!!)か、ずば抜けて何か高い能力(高機能自閉症系かしら、それともアスペ?)を持っています(まんが家山田花子の単行本「定本 神の悪フザケ」のなかの「ナチュラル・キッド」「バカの時代(増刊号)」でさえ、イノセントで、ある能力が高い、ただし、周りの誰にも気付かれないまま終わるところが凡百の物語ではないところだろうか)。映画の「レインマン」や「キューブ」なんかがわかりやすいね。


さて実際の彼らはどうなのかしら。まあ、いうてもただの人間だろう。しかしながら、ヒトのラテン語での学名はホモ・サピエンスで「知恵のある人」って頭のいい人の考え方だよね。「バカと(IQ)テストとイルカと胎児」ってタイトルのラノベを作るべきだと思うのですよ。もちSF風で。
とにかく彼らは、いい人のときもあれば悪い人のときもある普通の人です。普通の人なんてもっとも嫌いなんだろうね、umetenさんは。


さて、当然ながら、IQの多寡で手帳が貰えるかどうかは決まりません(随分嫌な書き方だけど、手帳がなければ福祉サービスは受けられない)。いや、手帳(療育手帳のことです。名古屋では愛護手帳w何を誰が愛護するんだろう???)があっても、いわゆる区分判定っていうのがあるので、SFで出てくる一級市民・二級市民みたいなもんだ、それ次第で、受けられるサービスの内容が違う。介護サービスをイメージすればいいと思う。同じ6段階だし、もともと、まねして作ったんだろうし。しかし、その弊害がいろいろでまくりだけど。
いやとにかく、理想的には福祉サービスは全員が受けれるべきだよなとは思うんだけど。最低でも、受けなくてもギリ困らない人まで受けられないと厳しいよな。


何の話をしていたのか?まあ、つまり、手帳を持っている人間が善なわけないぜ、モチ悪でもない、いや、善でも悪でもあるし善でも悪でもない。IQで分けられないぜ。どうしても分けたいなら、自分と自分以外に分けて、さらに社会なんか必要ないぜっておれには、って宣言してください。もちろん、そんな人にも寄りそうなが社会であると思うのだけれど。しかし、それは一人一人の覚悟でもあるんだ。